先週末の日曜日午後ですが、トップリードのみなさんがどんなことを考えているのか少しでも知りたくて参加してみました。
未踏事業に全く縁のない私のような人でも参加させてもらえたことにとても感謝です。
簡単ですが、感想を書いてみたいと思います。
(お聞きしながらメモしていたことを展開しているので、違っていたらごめんなさい。)
(思ったこと)
- もっと学生さんとか若い人が多いと思ったらそうでもなかった。
- でも講演がこれからの人たち/採択されたばかりの若い人たちの次へのステップへのメッセージのようにも思えたのでそのギャップがちょっと気になった。
- 発表されている人の学歴が高すぎてびびる。まるで天上人だ。
- 最近はやっている(?)アジャイルとかリーススタートアップとかはやっぱり話として普通に出てくる。
- 普段仕事でやっていることとのギャップがすごくて面白かった。ITを使ったサービス/システムは明らかに仕事の幅は広がっているし、確実にリアルの世界に侵食している。
(気になったところのメモ)
- Google 及川さん:走ることについて
- ゴールに対する目標がはっきりしない→モチベーションが下がる。
- 年をとると筋力が付かなくなるし。
- 中国では GPS の正確な位置を特定することを外国企業に許可していない。
- 2009年に始めて2011年にフルマラソンに始めて出場。目標も達成。
- 次はサブ3.5を目標に。有言実行が好き。
- (考え方がとても合理的で改めて論理的でクレバーな方だな..と思いました。)
- 科学的なアプローチ。仮説実証サイクル。
- 体にいいのはハーフマラソンくらいまでではないか?
- (だれ得な発表なんだけど資料の準備と走る準備のまめさと話の熱意に圧倒..。)
- マラソンへのアプローチからリアルタイムフィードバック制御系の話につなげる。
- 走りながら考える。
- 可視化と共有← Run Keeper よくできてる。
- 不連続、非常識←ブログのタイトルもあえて釣り気味に。刺激からのフィードバック。
- 不連続への挑戦←やめていいんじゃない?
- 音楽でもあえて不協和音を奏でる。
- 「異端力のススメ」:島津さん
- リチャード・ブランソン:バージングループ創業者
- 何に挑んで何を得るか←走りながら考える。
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- Q:不連続であることの考え方をどの様に行っているのか?
- A:ゼロベース、なかったらどうする?で考えるのはその方法のひとつ。思考実験。妄想。
- たとえば名刺がなかったら?名刺に変わるものは何か?
- 単に電子名刺、というアイデアではなくて、その本質を捉えることが必要。
- 単に会社の名前や場所を伝えるだけではなくて営業の話のネタにも使われている。
- 東工大 首藤さん:起業をめぐるバイアス
- 自分にタグを付けないことを意識している。
- IPAの報告書を書きました。
- (これはぜひ読んでみたい!)
- 周りの人がどんな考え方をしているのー。とか。
- 行政:未踏も含めて最初の食い扶持を確保するために有用。
- ネットワーキングパーティ:士業の人が大変多かった。
- (これは金鉱堀よりもジーンズ屋さんの方が儲かる、という話に近いのかなー。)
- あるある:
- 成功する条件はお金だけじゃない。
- →本来貢献に応じたリターンをするべき。(経済システムに乗らないものも含めて。)
- 個人が直接社会に貢献できる活動も増えてきた。(ネットがその支援を始めている。)
- クラウドによる従量課金がそれを顕在化している。
- 企業の意味、たくさんの人が集まって仕事することが問い直されている。
- 大企業、組織の存在意義、提供価値とは?
- スタートアップとスモールビジネス
- ベンチャーってなんやねん。線引き、基準は?若い、小さい企業?いろいろある。
- →世界を変える!成長する、大きくなることを考えている企業であるべき。
- (だって国は日本を世界をもっと盛り立てるために投資するんだもの。)
- でも外からだけだと両者の区別が付かない。
- 企業家が考える軸
- 重要性、緊急性、機会〜リスク
- 重要性が高い、緊急性とリスクは低いものに対処すべき。
- →自由度が高いから。問題設定をするところから必要。そこが経営が取り組むべき。
- 問題解決が迫られるものは人に任せる。
- リスクは気が付きやすいが機会は気が付きにくい。
- マイナス面(たとえばセキュリティの話など)は粛々と。
- その意味で未踏はプラス面(機会)だ!
- もぐら社 新井さん:凡人が自社サービスで成功するために。
- (新井さんのブログがきっかけで申し込んだので..楽しみにしていました。)
- 受託開発は確実性がありスケールしない。→(優秀な人材がいれば)実は零細企業にとても向いた業態。
- 自社サービスはスケールするだけに零細企業には難しい。
- でも..下請けで人生終わっていいの?(ちょっと刺激的だなー。)
- 失敗や持久戦を覚悟する。
- リーンスタートアップ、MVPの話、顧客中心の話。
- 市場がない、お金にならないのは最悪!
- 凡人はニッチを探せ!
- 広告、営業は失敗の連続。メンバーでブレストしてお金のあんまり掛からないあらゆることを試した。
- 最低4、5年は覚悟しよう。
- 資金は方策が見えた後で投入しよう。
- 失敗を前提にしよう。見込む。
- pivot : 方針・形は柔軟に変える。
- 凡人のサイクル
- 無理ない範囲で挑戦→失敗して経験値ゲット→続ける→資金をゲット→次の計画を練る→繰り返し..
- よかったこと:よいチームが大事。
- わるかったこと:速度が遅い。→仲がよすぎるのも考えもの。
- もっと軽量に進めるべきだった!(マーケティング実験にリソースを使う。)
- パネルディスカッション:「20代でやっておきたいこと、30代でやりたいこと!」
(しんどくなってきたので感想だけ..。)
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- 山添さんのみなさん高学歴で..というコメントと、司会の太田さんの最後の「自由にやっていいって言われた後でちゃぶ台をひっくり返されるのは勘弁して欲しい。」というのは、レベルは違うのだと思うけれどもとっても共感できました。(^^;
- 名前、連絡先は極力出していくとよい、という山添さんのお話はよいなーと思いました。
- ライトニングトーク
(こちらもしんどくなってきたので感想だけ..。)
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- 時間配分厳しそうで司会の方も発表された方も大変そうだった。
- 個人的には中村さんや喜多さんの食べ物に対するアプローチは理系的でよいなー、と思いました。
- やっぱり、これからは全てがプログラムでコントロールできる様になっていく、ということなのかなー、と思ったり。
その他全体的にいろいろ刺激が多すぎて考えることが多くて終わった後はへとへとになりました。
家庭の事情で懇親会は参加できなかったですが、今度は行けるとといいなあ。
事務局のみなさまには大変丁寧に案内していただいて本当にありがとうございました!
会場を提供していただいたMicrosoftさんを始め、協賛企業のみなさまもありがとうございました!